中澤有基さんインタビュー「写真をする場所をつくりたい」 

親ばか写真展を開催するGALLERY9 Kyoto

そのギャラリーのディレクターである中澤有基さんに、
メンバーの作品アドバイスや額装のレクチャーを行ってもらってます。

中澤さんは、写真家でありギャラリー運営に加えて、様々な写真プロジェクトを企画しています。
そしてメンバーの通っていた京都写真教室Tractの校長なのです。

正直にいうと、最初は校長の中澤有基って誰?本当に写真家?
(雑誌とかメーカーのカタログとかで見かけたことないし・・・)
という感じだったのですが、

話してみると写真作品に造詣が深く、
だれとでも真剣にかつ対等に接してくれます。

なかなか写真家とギャラリーを運営している方の話を聞く機会はありません。
そんな方の話を紹介したくインタビューをお願いしたところ、
こころよく引き受けて頂けました。

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Q:子供の写真で好きな写真家はいますか?

植田正治・中川正子

Q:自分に子供ができたら、どんな親になると思いますか?

育児は放棄します(笑)、自分の子供の写真も撮らないと思います。

Q:ギャラリーで親ばか写真の展示をやりたいと聞いてどう思いましたか?

楽しそうだなぁ、まずやってみようと思いました。
そのような写真をギャラリーで展示した事がないので、どうなるのかが楽しみです。

Q:ご自身初めての写真展はどのような気持ちでしたか?

半切20枚をカメラのナニワギャラリーで展示したけど、
我ながらいい展示ができたと思いました。
不安な気持ちはありませんでした。人が来なかったらやめればいいと考えていたんです。
ただ、やることが多すぎて睡眠不足に(笑)

Q:これから写真展をやりたいと思う人に一言

やった事がない人はやるべきだと
自分の物だけであった写真が展示されて、誰かとなにかを共有するという経験は、
新しい感覚や写真に対する考え方が、自分の中で広がっていきますよ。

Q:写真をはじめたきっかけは?

大学の先輩がトイレ行くから、「カメラを持っておいて」と預かった時に勝手に撮ったのが初めて
後日先輩から写真をもらって「うまいやん」と言われたことがきっかけです。
それから大学卒業後に写真の専門学校に進みました。

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Q:なぜ写真家になろうと思ったのですか?

20代でアシスタントカメラマンをやったりして、
カメラ以外のことはできないと感じたし、そうなればいいと思いました。

他の仕事をすることは考えたら負けや、退路なんていらない
そうやって自分を追い込んだほうがもっと深いところへ行けると思いました。

極論ですが自分の写真にしか興味がないんです、自分の写真を追及したい。
写真を撮り続けていくうちに、どんどんおもしろくなってきました。
さらに現在進行形でおもしろくなって、やめれなくなってしまいました。

今はデジタルカメラになって、どんどん撮れてしまうので、
カメラを持って歩いていると撮影ばかりして前に進まない。
目を閉じて歩きたいぐらい(笑)

Q:なぜギャラリーをやり始めたのですか?

最初は複数のメンバーで運営して、自分たちの作品を発表する場として作りました。
ギャラリーは舞台で交流の接点、自分の知らないところで新しい物語が生まれることがおもしろい。

そして若手の作家が展示することで、客観的に自分の作品を見る場を作ったり、
アドバイスすることで発展していることに意義があります。

ャラリーは展示に特化した場所と考えています。
自分は展示だけじゃない、写真を考える事など、「写真をする場所」を作っていきたいと思います。

Q:これからどんな写真を撮りたいですか?

人間の目や操作するカメラは主観的なもの。
主観的なものは伝わりにくい。

言語や国境、文化や時代を超えて写真というものは伝えられる。
しかし、あまりにも主観的なものが入っていると伝わらない。

だから写真を限りなく客観的な方へ近づけていきたい。
例えば画面の中の主題を散らすというか、
画面の中を見てる人が、思考をこらす写真を撮りたい。

そして写真でしか表出しないようなもの、
視野角や距離とか関係性の写真をやろうと思っています。

 

中澤さん、お忙しい中ありがとうございました!

そんな中澤さんの作品や若手作家の方の写真展が、
親ばか写真展の会場でもある、GALLERY9 Kyotoで開催されます。

“galleryMain + GALLERY 9 kyoto” archives 展
5/6(火)-18(日)12:00 – 19:00 ※最終日は18時まで

http://www.ga-q.com/ex/2014/052_archives.html

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